タイピング
FMVキッズ「めざせ!タイピングマスター」を体験!子供におすすめな理由を解説
タイピング
e-typing「腕試しレベルチェック」というゲームを知っていますか?
タイピング練習サービスサイト「e-typing(いーたいぴんぐ)」の中にあるタイピングゲームで、今の自分のタイピングレベルを診断してくれるテストのようなものです。最近では、タイピングの大会予選に採用されていたり、求人票の採用条件に腕試しレベルチェックのスコアが書いてあるなど一般的なタイピング能力を判断する基準として使われています。
といった悩みや理由でいろんなタイピングゲーム練習をする人が多いと思います。タイピングを上達させるには「練習量」も大切ですが、やみくもに練習をするのは非効率でかえって逆効果です。その前に今の自分の実力や弱点を知った上で自分に合った練習方法を続けていくことがスキルアップの近道です。
そこで今回は、タイピングスキルチェックにおすすめの「e-typing腕試しレベルチェック」の具体的なゲーム紹介やタイピングスコアと平均レベル、実際にプレイした結果やスキルアップのコツについて解説します。
この記事を最後まで読んでいただけたら、タイピングスキルアップのキッカケをみつけることができるでしょう。
それでは早速見ていきましょう。
▶【関連情報】タイピングのスキルアップのために毎日楽しみながら練習できるおすすめ情報
2.e-typing腕試しレベルチェックのプレイ方法や使い方
3.e-typing 腕試しレベルチェックのレベル(スコア)一覧
5.【自社調査】現場で働くエンジニア・ライターの腕試しレベルチェック!
8.「e-typing 腕試しレベルチェック」のよくある質問まとめ
9.「e-typing 腕試しレベルチェック」をプレイした人のコメント
11.【関連情報】e-typing 腕試しレベルチェックに関連するタイピングゲーム
11−3.myTyping(マイタイピング)「タイピング診断」
「腕試しレベルチェック」とは、「e-typing」と呼ばれるタイピング練習サービスの中にあるゲームで、今の自分のタイピングスキルを診断してくれます。最近では、「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP」と呼ばれるタイピング日本一を決める大会の予選や企業の採用条件などさまざまなところでe-typingの腕試しレベルチェックのスコアが採用されています。
腕試しレベルチェック(ローマ字入力)の問題文で漢字変換はありませんが、読点(、)や数字、伸ばし棒(―)があるので、日常タイピングにより近い文章が多く出題されています。なお、お題文は毎週火曜に更新されます。
e-typingでは、独自のスコア結果より「A、A+」といったレベルをつかって判定します。レベルの数は30個あり、タイピング初心者からタイパー(タイピング上級者)レベルのスコアまで用意されています。また、e-typingの無料会員に登録すると、会員限定の練習メニューで遊べるほか、ランクングの登録や「カルテ」とよばれる腕試しレベルチェックの結果や成長記録を残すことができる機能などがあるので、タイピングをもっと上達させたい人にぴったりのゲームです。
「腕試しレベルチェック」では、問題文が15問登場し、どれだけ正確で速いタイピングができるのかを測定してくれます。実際のゲーム画面を使って説明します。
▶参考:画面の説明(ローマ字入力の場合)
15問のタイピングが終わると、次に、結果画面へ移ります。
▶参考:ゲーム終了後画面
このように、e-typing「腕試しレベルチェック」では、タイピングの速さだけでなく正確性や苦手なキーといった自分のタイピングスキルをこまかく教えてくれます。
e-typing「腕試しレベルチェック」は、無料のタイピングゲームのため、パソコンとインターネットに接続できる環境があればすぐに遊べます。
また、会員に登録すると会員限定で遊べる練習メニューのほかに、ランクングの登録や「カルテ」とよばれるスコアの結果や成長の記録を残すことができる画期的な機能を使うこともできます。会員登録も無料なのでぜひ登録して活用してみると良いでしょう。
「腕試しレベルチェック」をプレイすることで以下のようなメリットがあります。
「1−1.ゲーム説明」でも紹介したように、「腕試しレベルチェック」では、タイピングの速さだけでなくタイピングの正確さも考慮して診断してくれます。また毎日のスコア記録をグラフに残せる機能もあります。特に、タイピング練習において以下のようなお悩みをもつ人にはおすすめのゲームです!
ここからは、e-typing「腕試しレベルチェック」に必要な動作環境の紹介やプレイ方法、実際の問題文や会員限定の機能などを解説していきます。
「腕試しレベルチェック」で遊ぶときに必要なパソコンの動作環境について紹介します。
古いパソコンだと使えない場合があるので一度確認をしておきましょう!
次に、「腕試しレベルチェック」のプレイまでの流れとプレイ方法と、ローマ字・かな字・英語それぞれ実際にプレイした動画も紹介します。
今回は、「ローマ字入力」の場合で説明しますが、基本的な操作は、かな字・英語も同じです。
それでは、詳しく紹介していきます。
まずは、e-typingの公式サイトにアクセスします。
「e-typingサイト」のトップページにある、腕試しレベルチェックの「今すぐチェック!」をクリックします。(ローマ字サイトはオレンジ・かな字はグリーン・英語はピンクです)
今回のお題テーマが表示されるので、その下にある青色の「スタート」ボタンをクリックします。
問題文の表示方法(ローマ字・かな)やミスした時の効果音のON・OFF、キーガイドの表示設定が画面下にあるので必要な場合は設定しておきましょう。※プレイ中に設定変更はできません。
スタートボタンを押すとキーボード画面が表示されるので「スペースキー」を押します。
スペースキーを押すと、「3・2・1」とカウントダウンが始まり、「1」の後に問題が表示されます。
では次に、実際に腕試しレベルチェックをプレイした動画があるので紹介します。
実際のプレイ動画をローマ字・かな字・英語の3つの入力別に紹介します。
以上が、「腕試しレベルチェック」の動作環境やプレイ方法の解説でした。
ここからは、「腕試しレベルチェック」のお題と実際に著者がをプレイしたときに出題された問題を紹介していきます。
まず、「腕試しレベルチェック」のお題は、毎週火曜日に更新されます。その季節やことわざなど週替わりでプレイできるので飽きずにタイピング練習を続けられますよね。
なお、最新のお題情報は「e-typingの公式X(旧Twitter)」アカウントでみることができます。
参考までに、過去(2023年11月)に出されたお題を紹介します。
・11/7〜 擬音・擬態語R/K 天気のことばE
・11/14〜 ことわざR/K/E
・11/21〜 冬の言葉R/K
・11/29〜 エコライフR/K・スターウォーズ名言E
※お知らせに書いてある、「R」「K」「E」とは、「R=ローマ字」、「K=かな字」、「E=英語」の意味です。過去のお題にもあるように、ローマ字・かな字・英語全て同じお題の時があれば、それぞれちがったお題が用意されていることもあります。
実際に登場した問題文章をローマ字・かな字・英語別に紹介します。今回「ことわざR/K/E」テーマで出題されていた問題文を紹介します。
まずは、ローマ字入力の場合の問題例を紹介します。
・ちりも積もれば山となる(TIRIMOTUMOREBAYAMATONARU)
・出る杭は打たれる(DERUKUIHAUTARERU)
・石橋をたたいて渡る(ISIBASIWOTATAITEWATARU)
・急がば回れ(ISOGABAMAWARE)
・壁に耳あり障子に目あり(KABENIMIMIARISYOUJINIMEARI)
問題文に出てくる漢字は小学生で習うものもあれば、中学生で習う漢字もあります。漢字に慣れていない小さいお子さんには問題文は少し難しいイメージで、中学生以上の学生や社会人向けです。
次に、かな字入力の場合の問題例を紹介します。
・口八丁手八丁(くちはっちょうてはっちょう)
・枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる)
・毒を持って毒を制す(と゛くをもってと゛くをせいす)
・臭い物にふたをする(くさいものにふたをする)
・かわいい子には旅をさせよ(かわいいこにはたひ゛をさせよ)
なお、かな入力の場合、濁点は(゛)や伸ばし棒(ー)は「shift」を使って入力します。
最後に、英語入力の場合の問題例を紹介します。※「_」はスペースです。
・楽して手に入れたものはすぐ出て行く(Easy_come,easy_go.)
・吠える犬はめったに噛まない(Barking_dogs_seldom_bite.)
・良いことは全て終わりが来る(All_good_things_must_come_to_an_end.)
・取らぬ狸の皮算用(Catch_the_bear_before_you_sell_its_skin.)
・人はパンだけで生きるものではない(Man_does_not_live_by_bread_alone)
このように、e-typing「腕試しレベルチェック」では、より実践的なタイピング練習ができるように、数字や長音記号(伸ばし棒)、読点(、)も出てきます。
以上がe-typing「腕試しレベルチェック」のお題と問題文の紹介でした。
「e-typing」の会員登録をすると、「カルテ」とよばれる腕試しレベルチェックの結果や自分のタイピング成長記録を残すことができる機能を使うことができます。「腕試しレベルチェック」の結果画面下にある「登録」を押すとカルテに記録することができます。
▶参考:「腕試しレベルチェック」のカルテ画面
1回目は線が出ませんが2回目以降は画像のようにグラフ線が表示されます。
このように、カルテではこれまでの上達記録をグラフで見れることやミスの多いキーや指、最速記録などわかりやすくまとめてくれています。なかなかタイピング練習が続かないと挫折している人も成長している記録をみれば自信につながったり、モチベーションを高くもちながら練習を続けることができます。
e-typingでは、「タイピングバラエティ」という練習メニューがありますが、会員になると、さらに以下のようなタイピングの基本練習やタイピング検定の模擬テストなどをプレイすることができます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
会員登録をすると、自分のタイピングカルテを作れるだけでなく、こういった会員限定のタイピングの基本メニューをプレイすることができます。登録は無料でできるのでぜひこの機能や練習メニューを活用してみましょう。
「腕試しレベルチェック」では毎週のテーマごとにランキングがあり、記録をランキングにのせることができます。なお、ランキングンキングに記録を残したい場合は無料の会員登録が必要です。ランキングは開催中のお題テーマはもちろん、過去のテーマのランキングも見ることができます。
以上が、e-typing「腕試しレベルチェック」に必要な動作環境の紹介やプレイ方法、実際の問題文や会員限定の機能などの紹介でした。
「腕試しレベルチェック」では、タイピング数やミスキーなどの結果だけでなく、e-typing独自のタイピングレベルで評価してくれます。公式サイトでは「Good!」までのスコアレベルしかありませんが、調べたところ、この上には13個のレベルがあります。
▶参考:「腕試しレベルチェック」のレベルとスコア全一覧
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
※公式では「Good!」より上のレベル説明がないため、SNSでシェアされているスコアレベルの結果を独自で調査し、それぞれのレベルごとに説明文を足しています。
e-typing「腕試しレベルチェック」のスコアの算出方法について調べたところ、以下の方法で計算していました。
スコア = WPM×正解率の3乗
例えば、下の結果の場合を参考に説明します。
これらの情報をもとに、スコアを計算してみます。
スコア計算方法は、前述のとおり「WPM×正解率の3乗」ですので、「312.16 ×(98.14×98.14×98.14)= 295,063,447.91615」となり、スコアは「295」になります。
e-typingの「WPM」とは、1分間に入力した英数字キーの総数(kpm※)のことです。 なお、一般的なWPMは、「1分間に入力した英単語数」のことで、5キーで1単語としてカウントされるため 少し意味がちがっています。
※なお、kpmとは、「1分あたりの入力打キー数」のことです。
kpmのくわしい説明は以下の記事の「(1)kpmとは?」をご覧ください。
▶関連記事:タイピング速度はどのくらい?測定方法や平均目安、スピード上げる練習を解説
スコア結果にある正解率は、「入力キー数 – ミスキー ÷ 入力キー数×100」で計算することができます。
(例)323-6÷323×100=98.142… → 98.14%
このように、スコアの算出には「正解率」も使われています。つまり、「腕試しレベルチェック」では、単にタイピングが速くできるだけではスコアは高くなりません。スコアアップにはミスなく速いタイピングができることが重要です!
ここでは、「腕試しレベルチェック」のスコアの平均レベルとはどれくらいなのか、「第1178回」と「第1177回」の腕試しタイピングのランキングを参考に、平均的なレベルを紹介します。
この2つのランキング平均スコアが「234〜235」とのことで、レベル一覧表と照らしあわせると、平均レベルは「A」となります。
ランキングは会員登録をしている人しかランキング登録ができないのでランキングに登録されている人の多くはタイピングを極めている「タイパー」の人たちということもあり平均値はやや高めになっています。また、お題テーマや問題文によってスコアが伸びやすい・伸びにくいなどがありますのであくまでも参考程度にしてみてください。
また、非公式ですが、X(旧:Twitter)「@record_etaiさん」で、前週のお題の集計を集めて参加人数や平均値などをグラフで知らせくれるアカウントがあるので紹介します。
公式には書いていない「Thunder(稲妻)」というレベルを知っていますか?
Thunderは、一般的にタイパー(タイピングを極めている人)初心者レベルとも言われています。スコアは最低でも325以上が必要でタイピングスピードはもちろん正確性が問われます。
タイパーレベルのタイピングスキルを身につけたい人はまずはこの「Thunder」レベルを目指してみましょう。
そして、e-typing「腕試しレベルチェック」の中で最高レベルの「Joker(ジョーカー)」についても解説します。
Jokerレベルは、最低800以上のスコアが必要でタイピング大会の決勝戦に出場できるレベルです。スコア800のタイピングスピードや正確性とはどんなものかイメージがつかないと思いますので、実際にスコア800以上を出したプレイ動画がYoutubeに上がっていたので紹介します。
▶参照:YouTube動画「【タイピング】神ワード確定!?いろはかるたでとんでもないスコアが出た…【e-typing】」はこちら
動画のように、ありえないほどの速さなのにほぼノーミスでタイピングをしていますよね。ほかにもSNSではJokerレベルの動画やスコアがシェアされているのでぜひ一度探してみてください。
ここまではタイピングレベルの平均・最高について解説してきました。
今後、将来どの仕事においても、タイピングスキルは必須となります。そこで、実際に仕事で役に立つタイピングレベルとは、「腕試しレベルチェック」でいうとどれくらいなのか、タイピングスキルが求められる職業別に必要なスコアやレベルについて紹介していきます。
事務職や営業職などはメールや資料の作成や会議のメモを取るといったパソコンタイピングを使う機会がたくさんあります。
「3.e-typing 腕試しレベルチェックのレベルとスコア」で、オフィスワークで困ることのないタイピングレベルは「A-(スコア:209〜)」以上と書かいていますが、あくまでも作業に困らない程度なため、より効率よく仕事を進めていくにはもう1つ上のレベルを目指してみましょう。
なお、一般的にオフィスワークで必要と言われているタイピング速度は、1分間に最低80字以上(日本語)を打てるスピード感があると良いとされています。この数字も参考にしてみてください。
ライターは、文章を書く専門的な職種のため、営業や事務職よりもさらにタイピングスキルは求められます。レベルで言うと、「A(スコア:226〜242)」または「A+(スコア:243〜259)」はあるといいでしょう。タイパーレベルとまでは言いませんが、高ければ高いほどたくさん文章が書けて効率よく作業ができるようになります。
プログラマーやエンジニアはプログラミング言語を書く作業があり、タイピングをする機会が多い職種です。そのため、一般的なタイピングスピードやスキルは最低限必要です。最近はコードの予測変換機能の精度も高くなり、1からコード全てを書く必要はなくなりましたが、タイピングスキルは高いに越したことはないです。こちらも事務職と同じく「A-(スコア:209〜)」以上はもっておくと良いでしょう。
では、実際にプログラマーやエンジニア・コーダー(コーディングをする人)などのタイピングスキルはどれくらいあるのでしょうか?
筆者は、「株式会社セナネットワークス」というプログラミングを扱うシステム開発会社に所属しています。今回、社内にいるエンジニア・コーダー・デザイナーに協力してもらい、みんなのタイピングレベルを「腕試しレベルチェック」してきました!
・目的:現役エンジニアの腕試しレベルチェックを調査
・方法:e-typing「腕試しレベルチェック」(お題「11/29〜エコライフ」)
・対象:株式会社セナネットワークスの社員
・結果:
平均スコア:「229.3」(最高:295・最低:161)
平均レベル:「A」(最高:Good!・最低:B-)
平均WPM:261.07(最高:312.16・最低:177.59)
平均正解率:約95.73%(最高:98.53%・最低:92.62%)
調査の結果、平均スコアは228.3(レベルはA)、平均WPMは259.95、平均正解率は約95.73%。単純計算になりますが、1分間で約114字の日本語を入力できるスピード感ということがわかりました。
以上がシステム開発会社で働くメンバーのタイピングスキル調査でした。
これまでも説明してきたように、タイピングスキルが高いと、メールや資料作成を早く効率よくこなせるようになる、文章を打つことよりも内容を書くことに集中できて誤字が減るといったメリットがあります。タイピングスキルが高い人はどんなことをしているのか気になりますよね。
ここからは、タイピングスキルが高い人にはいくつか共通した特徴があるのでその特徴についても紹介します。
まず1つ目に、正しくタッチタイピングができることです。
タイピングの基本でもあり、これができないとタイピングスキルを上げることができません。タッチタイピングをマスターするためには「ホームポジション」と「正しい指とキーの位置」をしっかり習得しましょう。
「ホームポジションの習得方法」や「タイピングの正しい指の位置」について以下の記事で詳しく紹介してい
ます。ぜひご覧ください。
・ホームポジションとは?覚え方と練習方法、タイピングでズレる際の矯正法まで解説
・タイピングの正しい指の位置は?動かし方やおすすめ練習方法を解説【図解付き】
2つ目に、タイピングを日頃から使う習慣があることです。
タイピングスキルの高い人は仕事でパソコンを使うだけでなく、ブログやSNSに日記を投稿する、タイピングゲームが日課になっている、など日頃からタイピングを使う機会が多いです。タイピングをする機会がたくさんある人ほどタイピングの上達速度も早いです。そのほかにも、のように、すばやく正確なタイピングが必要なことを趣味にしている人なども挙げられます。
また、タイピングスキルアップが早い人の特徴として、タイピングができない原因はなんなのか、自分の苦手なところを見つけて意識しながら練習できる人が多いです。
また3つ目の特徴として、文章の速読や理解力が高く、正確で速いタイピングができることです。
「速読力」が高ければ、相手からのメールやチャット内容をすぐ理解して返信することができますよね。考えながらタイピングができるくらいの正確で速いタイピングスキルを持っていると、ミスや無駄なくよりスムーズに作業を進めることができます。
以上がタイピングスキルの高い人の特徴について解説しました。これらの習慣や意識を参考に自分が続けやすい方法でタイピングスキルアップに役立ててみてください。
ここからは、「もっとタイピングスキルを上達したい」「なかなか上達しない」といった人におすすめの腕試しレベルチェックを使ったタイピングスキル上達方法を4つ紹介します。
なかなかタイピングが上達しない、ミスが多い、スコアアップができないといった人は、練習を始める前に、何が原因でそうなっているのか、自分の弱点を見直す必要があります。
自分のタイピングスキルを振り返る方法として、e-typingにある「カルテ」を活用してみるといいでしょう。
カルテには、過去のスコア結果をグラフでまとめてくれていたり、よくミスをする指やキーの位置を教えてくれます。苦手なキーや指を意識して練習しているのと、そうでないと場合とでは上達スピードも変わります。定期的に腕試しレベルチェックの結果をカルテに残していきましょう。
タイピングミスが多い、スムーズにタイピングができないといった人は、基本のホームポジションや正しい指の位置をしっかり覚えられていないといったことが考えられます。e-typingの会員向け練習メニューに、ホームポジション練習が用意されているのでぜひ活用してみましょう。
以下の記事ではホームポジションとはなんなのか、練習するときのコツや矯正方法などを紹介しています。ぜひご覧ください。
・ホームポジションとは?覚え方と練習方法、タイピングでズレる際の矯正法まで解説
「7−1.「カルテ」を活用し今の実力を分析する」で書いたように、タイピングスキルを上げるには自分の苦手なキーや指をとことん練習して克服することが大切です。克服できるまでの時間には個人差がありますが、タイピングスピードや正確さを上げるにはいかに苦手なキーを減らせるかがポイントです。
腕試しレベルチェックを含むe-typingの練習には、「ミスだけ」というボタンがあります。
▶参考:腕試しレベルチェックの結果画面内の「ミスだけ」ボタン
ミスした問題文を正解するまで何度も練習することができる機能で苦手なキーや文章をとことん練習できるのでぜひ活用してみてください。
文節(単語)ごとにタイピングしていてなかなかタイピングスピードが上がらないといった人には、タイピングの応用でもある「長文タイピング」や文章を素早く先読みする「速読力」を上げる練習がおすすです。
「長文タイピング」は文章が長ければ長いほど「正確なタイピング」と「スピード」が求められます。e-typing内には長文練習メニューがいくつか用意されているので活用してみましょう。
また速読力については、お気に入りの本や新聞、興味のある記事など、日頃から見慣れているアイテムを使って活字や文章を読む力を鍛えましょう。そうすると自然と速読力も上がります。
以下の記事で、タイピングのスピードアップや長文タイピングの練習のコツについてくわしく紹介しています。ぜひご覧ください。
・タイピング速度はどのくらい?測定方法や平均目安、スピード上げる練習を解説
・長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう
ここからは、「腕試しレベルチェック」をプレイする上でよくあるお困りごとや質問をまとめました。
タイピング画面が表示されないや進まないといったことがあります。一度、ほかのブラウザ(Google Chrome・Firefoxなど)で同じ現象が起きるか確認してみてください。もし、画面が表示されない場合はお使いのパソコンが対応していない場合があります。
【その他の不具合の対処法】
e-typing 腕試しレベルチェックを始める前の「スペースキー」を押しても始まらない場合
→入力フォーカスが外れている可能性があるので必ず画面内をクリックしてみる
カルテに結果がうまく記録されない場合、可能性としてはいくつかあります。
カルテは会員限定の機能で「腕試しレベルチェック」のスコア結果のみ登録することができます。また、「登録」ボタンを押さないと結果は記録されませんので注意が必要です。
e-typing「腕試しレベルチェック」のローマ字入力の方法が変わり、現在は「ゃ」「ゅ」「ょ」といった小さい文字を打つとき「L」「X」キーを使って入力することができません。ですが、下の方法をすれば、「L」「X」キーを使った小さい文字入力で練習することができます。
▶参考:「腕試しレベルチェック」で小さい文字入力で「L」「X」キーを使いたい場合
通常、スペースキーを押して練習スタートをしますが、かわりに、[L]キーを押して練習スタートすると前のバージョンでプレイすることができます。
以上がe-typing「腕試しレベルチェック」のよくある質問まとめの紹介でした。
実際にe-typing「腕試しレベルチェック」をプレイした人のコメントをいくつか紹介します。
擬音・擬態語は苦手な運指が多いから先週よりも伸びづらい。
— MOSA (@MosSali_3) 2023年9月11日
今日の腕試しタイピング(ローマ字)の結果は「LaserBeam」スコア「458」でした。 https://t.co/z91H2A8nFt #etyping #et_r
問題は毎週変わるためいろんなパターンの問題がでてきます。お題によっては自分の得意・不得意なタイピングを知れるきっかけにもなりますよね。
今回は、e-typing「腕試しレベルチェック」のゲームについて紹介してきました。
「腕試しレベルチェック」は、今の自分のタイピングスピードや正確性を診断してくれるゲームで、タイピング初心者からタイピング上級者まで幅広いユーザーに利用されています。またタイピング大会や企業採用にも使われるなどタイピングスキルの判断基準として選ばれている有名なゲームです。
e-typingのレベル一覧によると、一般的なオフィスワークで困ることがないレベルは「A-(スコア209)」以上です。ただ、e-typingランキングの平均レベルは「A(234〜235)とやや高めの結果で、プログラミング会社に勤める社員の平均レベルも「A」だったことから、「A」以上があると尚いいでしょう。タイピングレベルが高ければ、そのぶん本来の作業に集中できます。この結果を参考に自分のレベルはどれくらいなのか一度比較をしてみてください。
そして、タイピングスキルアップのコツは、練習をはじめる前にまずは自分の弱点を知ることが重要です。タイピングの基本でもあるホームポジションや指の位置をマスターできていない、単純に文章の速読力がない、長文タイピングに慣れていない、苦手なキーがあるなど弱点を克服するための練習をしていきましょう。
タイピングスキルを上げるには苦手なキーをいかに減らせるかがポイントです。ぜひこの記事で紹介した平均スコアやレベルや、上達のポイントなどを参考に、みなさんのタイピングスキルアップに役立てみてください。
ここからは、e-typing「腕試しレベルチェック」と同じように自分のタイピングスキルを試すことができるタイピングゲームを紹介しています。
タイピング速度測定では、今の自分のタイピングスピードを測定してくれるゲームです。通常のプレイ時間は30秒ですが、サイトURLの末尾に「パラーメーター」と呼ばれる記号を入力すると、プレイ時間や文字数制限をつけることもできます。速度に特化した診断ゲームです。
関連記事:「タイピング速度測定」のタイピングゲームの紹介については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
制限時間内にどれだけタイピングできるかをゲーム感覚で遊びながらタイピングスキルを磨けるゲームで、タイピング初心者というより、ある程度タイピングができる人におすすめ。正しく打ったキー数や1秒間のタイピングスピードミスタイプなどを見ることができます。
マイタイピング公式が作っているゲームで60秒間のタイピングレベルと苦手キーを判定してくれます。「ごくごく普通」「まあまあ」などいくつものレベルやミスの多かったキーとそのミス回数、どの指を特に練習すべきかまで診断してくれます。またミスした問題だけ再挑戦することもできます。
以上がe-typing「腕試しレベルチェック」と関連したタイピングゲームの紹介でした。
この記事では、「e-typing 腕試しレベルチェック!タイピングのスコアや平均レベルをチェック」について説明してきました。以下ではタイピングに関するお役立ち記事を一覧でご紹介しておきますので、この記事とあわせて確認しておきましょう。
・タイピングが早くなるコツとは?初心者から上級者までの練習方法を解説
・タイピング技能検定イータイピング・マスター!難易度やレベル・受験対策を解説
・マナビジョン「無料タイピング教材」初心者向けの基礎練習に超おすすめ!
・子供におすすめ無料タイピングゲーム!小学生でも楽しく練習できるゲームはコレ!
・子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説
・「タイピングクエスト」遊び方や攻略法、実際に体験した感想や口コミをご紹介
・ひよこタイピング!基礎練習に特化した初心者向けのタイピングゲーム
・こどもタイピング!マイタイピング内で人気の子供向けおすすめゲーム
・プレイグラムタイピングとは?小学生向けの無料タイピング練習教材におすすめ
メディアライター兼「ぱそメモkids」運営者
エンタメ会社で広報を経験し、現在は株式会社セナネットワークスでメディアライター兼広報として勤務。同社では2021年にNintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」を開発・発売。プログラミング・システム開発を事業とする企業として、プログラミング教育の更なる普及への貢献の思いでオウンドメディア運営をスタート。
監修者のご紹介: 「信頼されるサイトとしての取り組み」 をご覧下さい。