タイピング
子供におすすめ無料タイピングゲーム!小学生でも楽しく練習できるゲームはコレ!
タイピング
タイピングゲームというと、遊びの中でタイピングが自然と身につくことで知られていると思いますが、学習要素の強いものから、上級レベル向けのもの、冒険・バトル系、アニメとコラボしたものなどさまざまなあります。遊びの延長線でタイピングスキルを身につけられるので、興味のある人なら1度は遊んだことがあると思います。
遊び目的であれば、自分の好きなゲームを選んで問題はありません。
しかし、「タイピングゲームを試してみたけど、思ったほどスキルが伸びない…」そんな経験をしたことはありませんか?
その場合はおそらくゲームの選び方を間違えている可能性があります。
タイピングスキルを本気で上達させたいなら、「どのゲームを選ぶか」がとても重要です。
例えば、
など、明確な目的がある場合には、それに合ったゲーム選びをしないと、時間をムダにしてしまいスキルアップのチャンスを逃してしまう可能性があります。「このまま何となく面白そうなタイピングゲームで練習していて、本当に上達するのかな?」と不安に感じたことがあるなら、今こそゲーム選びを見直すタイミングです。
この記事では、運営会社が体験した中でも特におすすめするタイピングゲームベスト10をはじめ、ジャンル別・練習目的別に最適なタイピングゲームを、実際の体験談や評価を交えて紹介 します。
この記事を最後まで読んでいただくと、目的に合ったゲーム選びができるように、タイピングゲームを通して楽しくスキルアップをしていけるようになるでしょう。
1. タイピングゲームとは?
2. 運営が体験した中から選んだ「おすすめ無料タイピングゲームベスト10」
2-1. Playgram Typing(プレイグラムタイピング)
2-2. my Typing(マイタイピング)
2-3. e-typing(イータイピング)
2-4. 東京こどもたいぴんぐレース
2-6. 寿司打
2-8. ナレッジタイピング(無料版)
2-9. 神速の打鍵(タイピン)術師
2-10. タイピングクエスト
3-1. テーマやお題がユニークなタイピングゲーム
3-2. 頭を使う系のタイピングゲーム
4-1. ストーリーを進めていく冒険系
4-2. バトルや対戦系
5-1. 子供に大人気のタイピングゲーム
5-2. アニメのタイピングゲーム
5-3. Nintendo Switchや家庭用ゲーム機で遊べるゲーム
6-2. 長文練習におすすめタイピングゲーム
6-3. スピードが早くなるタイピングゲーム
6-4. タイピングの実力・腕試しができるゲーム
6-5. 「とにかく上達したい!」スキルアップを最優先に考るならこのタイピングゲーム
6-6. 練習モチベーションを上げたい人必見おすすめタイピングゲーム
6-7. 英語タイピングを練習したい人におすすめタイピングゲーム
6-8. 制限時間なしのタイピングゲーム
7. iPadなどタブレッドでもできるタイピングゲーム・アプリ
7-2. キッズタイピスト
7-3. 動物タイピング・ライト
8-1. 夜の森タイピング
8-2. タイピングオブザデッド
8-3. 特打
8-4. 北斗の拳の「激打」シリーズ
8-5. その他有名ゲーム
9-2. フリックラーニング
9-3. 寿司フリック
10-1.マイタイピング
10-2. Scratch
10-3. Unity
10-4. Ankey
10-5. javascript
11.まとめ
タイピングゲーム(英:typing game)とは、タッチタイピング(昔で言う「ブラインドタッチ」)の練習がゲーム形式になっているものを言います。タイピングは実践でしか身につけることができないと思いがちですが、まだ実践機会のない子供やタイピング初心者もゲームの中で楽しくタイピングスキルを磨けるのがポイントです。
タイピングゲームには、主にブラウザ版、ソフト版(CD-ROMやダウンロード系なそゲームソフトを購入して遊べるもの)、アプリ版の3種類があります。Mac・Windowsパソコン向け、コンシューマーゲーム向け(Nintendo Switch・DSなど)といったようにさまざまなデバイスで遊べるものもあります。一昔前までは、Windowsパソコン向けのゲームソフトが主流でしたが、最近はブラウザで遊べるタイプが増えてたので、Macやその他のパソコンでも遊べるようになっています。料金も無料からもっと遊びたい人向けに課金をして遊べるものまであります。
タイピングゲームを取り扱っているサイトでいうと下記のサイトが有名です。
冒頭でも書いたように、タイピングゲームといってもタイプやジャンル、難易度などさまざまあります。どのタイピングゲームがいいのかわからない、おすすめを知りたいといった人に、運営会社が実際に体験したゲームの中でおすすめの無料タイピングゲームを10個紹介していきます。
では、それぞれ詳しく解説していきます。
「Playgram Typing(プレイグラムタイピング) 」は、月間の利用者が100万人を超える人気の無料タイピング練習教材です。
基礎練習が豊富なだけでなく、指のお手本イラストがわかりやすい、丁寧なチュートリアル画面、練習・復習がセットになっている、自動で苦手なキーを判別して特訓できるなど、タイピングの基礎がしっかり身につけられる設計が特徴で、これからタイピングを始める最初の一歩としてぴったりです。
このほかにも、Playgram Typing の遊び方やゲーム解説、実際にプレイした感想を以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。
「my Typing(マイタイピング)」は、自分でタイピングゲームを作ったり、遊べる完全無料のタイピングゲームサイトです。
パソコン・タイピング初心者から上級者までさまざまなタイピングレベルの人が遊んでいます。個人だけでなく、学校の授業でもこの教材が使われているなど有名なゲームです。歌詞や流行りのワードから学習系やビジネス文章など、さまざまなジャンルのタイピングゲームがそろっているので、あきることなく練習が続けられます。
「e-typing(イータイピング)」は、ブラウザで遊べる無料のタイピング練習ゲームです。
タイピングゲームの中では日本最大級で、個人だけでなく学校や企業など幅広い人にプレイされています。表示されている単語や文章をタイピングするシンプルな遊び方で、独自のスコアと「A、A+」といった30種類のレベルで評価をします。そのため、タイピング初心者からタイパー(タイピング上級者)レベルの人まで楽しめるのも特徴です。また、無料会員に登録すると、会員限定の練習メニューで遊べるほか、ランクの登録や「腕試しレベルチェック」の結果や成長記録を残すことができるなど、しっかりタイピング練習に取り組みたい人やもっと上達させたい人にぴったりです。
「東京こどもたいぴんぐレース」は、東京都が運営する、ブラウザ上で遊べる無料タイピングゲームです。
東京にまつわる名称や文章を入力してゴールを目指します。ゴールまでのタイムが月間ランキングが記録され、全国の記録を見ることができます。また友達を招待してかけっこ競争ができるモードがあるなど友達と一緒に楽しめる仕組みも魅力です。
「マナビジョン 無料タイピング教材」は、子供向け学習教材で有名な「ベネッセ」が運営するサイト(マナビジョン)内にある無料のタイピング教材です。
タイピングの基礎練習ができるカテゴリ(ホームポジション、日本語入力・英語入力)と学習カテゴリ(国語問題(ローマ字)・英語問題・英語ことわざ 等)の大きく2カテゴリあり、タッチタイピングの基礎練習だけでなく、国語や英語、パソコン・情報モラル学習といった「タイピング×教育」に特化しているところもポイント。 1分から5分まで自由にプレイ時間を設定でき、自分のペースで練習できるので初心者向けのトレーニングとしてもぴったりです。
以下の記事では、マナビジョン「無料タイピング教材」の特徴と初心者におすすめする理由、練習メニューの紹介や目指すべき得点目安などタイピングがうまくなるためのコツまで幅広く紹介しています。ぜひご覧ください。
「寿司打」は、回転寿司をテーマに、ゲーム感覚で楽しくタイピングスキルを磨けることで有名な無料タイピングゲームです。
お皿が流れてしまう前に画面の文字をタイピングし、どれだけモトを取れたか(たくさんタイピングをする)を競うというシンプルなルールで、食べたお皿の合計金額でスコアが決まります。単語やことわざ・時事用語、よく使うフレーズなどがランダムで表示されます。「お寿司」をテーマにした問題もありますが、なるべくいろんなワードを練習できるように他の単語も登場します。「SHI・SI・CI」といった入力に対応していることや、3つのコースと「練習」「速さ重視」「正確さ重視」など鍛えたいスキルに焦点をあてた5つの難易度が選べるなどさまざまな練習ができるのも特徴です。
また、制限時間内に、モトを取る(=たくさんタイピングをする)というモチベーションが上がるような課題が程よくプレッシャーになって、自然とスピードを意識したタイピングができるようになるのでスピードアップ練習としてもおすすめです。
以下の記事では、寿司打のゲーム紹介だけでなく、上達のコツや平均目安はどれくらいあるといいのか、実際に遊んでみた結果やレビューなど細かくご紹介しています。ぜひご覧ください。
「Typing Tube(タイピングチューブ)」は、YouTube動画の流れている音楽や歌にあわせてタイピング練習ができるブラウザ版ゲームです(一部の機能は有料)
曲のリズムやテンポにあわせて正確にタイピングする必要があるので、素早く正確にタイピングするスキルが鍛えられます。曲によっては歌詞の文字量やテンポ・スピードも違いますが、難易度や再生速度を早く(または遅く)調整できるところも魅力です。流行りの人気曲はもちろん、子どもも知ってる曲や懐かしソングまで、ジャンルも幅広く、年齢問わず楽しめます。入力方法は、ローマ字以外にかな、フリックにも対応しています。なお、スポンサー支援をすると「対戦モード」や「練習機能」なども使えるようになります。 ※基礎練習のできるメニューがないので、タッチタイピングを習得しておく方が楽しめるのでおすすめです。
「ナレッジタイピング(無料版)」は、「ナレッジ・プログラミングスクール」が運営する、小学生向けの無料タイピング練習サイトです。
ローマ字五十音の反復練習や、キーボードの段別練習など基礎練習が豊富で、正しい指づかいを身につけることができ、タイピング初心者や子供におすすめです。世界地図タイピングや英語タイピングといった応用練習や、日本商工会議所が主催する「キータッチ2000」の出題形式に対応したテストモードの練習もあります。
「神速の打鍵(タイピン)術師」は、ブラウザで遊べる無料のアクション系タイピングゲームです。
タイピングを使って敵を倒しながらストーリーを進めていくゲームで、攻撃・防御・回復のタイミングを自分で見極めて操作するという、今までにはなかった遊び方や戦い方が特徴です。具体的には、自分のHP回復や守備・攻撃で使う文字(=タイピングする文字)と相手のHPや攻撃を見ながら、素早く攻撃と防御の判断をしつつ、タイピングするスキルが求められます。タッチタイピングができて、かつある程度タイピングスピードが早くないとステージクリアが難しく上級者向けです。「ストーリーモード」や腕試しができる「ランクアタック」などは、基礎タイピングができていることが前提になりますが、初心者向けにキーと指の使い方を練習できるモードも用意されているのでレベル関係なく楽しめるところもポイントです。
「タイピングクエスト」は、「子供が安心して遊べ、楽しくタイピングを学べるゲームを」をコンセプトに、ソフトウェアやWebアプリを作っている株式会社セナネットワークス が開発した、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けタイピングゲームソフトです。
「Nintendo Switch」で遊べるローマ字タイピングゲームはこのゲームのみになります。 「絵画化」されてしまった世界を救うべく、主人公と仲間のシロと協力して旅をするストーリーです。ステージが進むにつれて難易度も上がっていくよう設計されているので自然とタイピングが身につくのがポイントです。 また、ストーリーを進める遊びだけでなく、日替わりで問題が変わる「デイリーモード」やオンラインでタイピングバトルができる「バトルモード」など飽きさせない仕組みもあるので、タイピングをほとんどやったことのない初心者や子供から上級者まで楽しめます。
以下の記事では、タイピングクエストのゲーム紹介だけでなく、ゲームの遊び方、上達するためのコツや攻略法などをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ただ文字を打つだけのタイピング練習だけでは、なかなかモチベーションが続きませんよね。
楽しく遊びながらスキルアップできる方が、子供も大人も夢中になれるはずです。そこで、ユニークなお題や面白いテーマであきずに楽しめるタイピングゲームを紹介します。
テーマやお題がユニークなタイピングゲームは、タイピング練習だけでなく、そのテーマの知識を学ぶきっかけにもなります。また一般的なゲームとちがって、やり込み要素や変わった遊び方があると、より一層あきずに楽しめますよね。
ここでは、テーマやお題がユニークなタイピングゲームを3つ紹介します。
では、それぞれ紹介していきます。
「ためてまわす鳥さんタイピング」は、Unity内で遊べるブラウザ版の無料タイピングゲームです。
ニワトリさんがタイピングでレジのバイトをしてお金を貯めるとガチャが回せるという「タイピングxガチャ」要素が入った珍しいゲームです。ガチャで集めたカードは自動でセーブされていくので、最初からやり直しなどもないのも嬉しいポイントです。
「密密(ひそひそ)-ステルスタイピングゲーム」は、Unityで遊べる無料タイピングゲームです。
制限時間内に巡回者にバレないようにタイピングでヒソヒソ話をするというユニークな遊び方が特徴です。早く打つことを重視したゲームが多い中で、あえて「早く打ってはいけない」という逆転の発想がとても面白いです。特に、正確さを上げる練習におすすめです。
「宇宙打(ソラウチ)」は、天文学や宇宙開発に関わる用語やワードが登場する、無料タイピングゲームです。
宇宙や天文学を広めるために、2004年にFlash版で公開されていましたが、Flash Playerのサポートを終了したあと、Unity版としてリメイクされたものです。今後は機能を拡張してクイズなども楽しめる「宇宙打+」(ソラウチプラス)の公開に向けて開発中です。
次に、タイピング練習の中で「考える力」が身につくゲームを紹介します。
興味深いテーマや問題形式のタイピングゲームは答えを考えながらタイピングをする力にもつながります。単に文字をタイピングするだけの練習にあきた人には、箸休め的な感覚で楽しめておすすめです。
それではそれぞれ紹介していきます。
「県庁所在地当てタイピング」と「県名当てタイピング」は、人気タイピングゲーム「寿司打」と同じ開発会社が作った無料のタイピングゲームです。
日本地図上でオレンジ色に光っている都道府県名(または県庁所在地名)をローマ字タイピングします。結果画面には経過時間と、入力に時間がかかった都道府県名(または県庁所在地名)が書かれています。もし、名前がわからなくても「Enterキー」を押すと、読み仮名を1文字ずつヒントを出してくれる機能があるので、得意じゃない人でも楽しめます。
「しりとりバトル」は、タイピングでしりとりをした相手を倒していく無料のタイピングアプリです。(こちらはスマホやタブレット向けに作られていますが、パソコンプラウザからでも遊べたので紹介しています)
ゲームには25種類のワードジャンルがあり、それぞれ攻撃の相性が決まっています。相性の良いワードを使えば相手に大ダメージを与えられ、回復ワードを使えばピンチのときにHPを回復することもできます。しりとりのルールを活かしながら、戦略的にバトルを楽しめるのがこのゲームの魅力です。
「ナレッジタイピング(無料版)地図コース」は、「(2-8. ナレッジタイピング(無料版)」にある日本地図や新幹線、世界遺産などの学習ができるタイピング練習メニューです。
その地名の画像解説が入っているだけでなく、「クイズモード」に切り替えるとふりかえり練習ができるなど、タイピングが身につくだけでなく、しっかり地名を覚えられるように設計されているのが特徴です。
最近は、相手と格闘や競争をするタイプやストーリーや冒険を進めていくものなど、スリリングでゲーム性のあるタイピングゲームをよく見かけます。こういったゲームは、タイピングスキルだけでなく、思考能力や戦略的に判断する力、効率よく情報を整理する力を身につけることができます。
ここでは、格闘や戦い系・冒険系のタイピングゲームを、実際に筆者が体験して感じたコメントと一緒に紹介していきます。
冒険系のタイピングゲームは、物語の世界に入りながらタイピングスキルを磨けるところが魅力で、さまさまなキャラクターと出会ったり、成長をさせたりとストーリーの展開を楽しみながら、タイピング課題をクリアして物語を進めていきます。ゲームが進むと、難易度も上がっていくので、遊びの中で自然とスキルアップを実感できるのが特徴です。
それぞれのゲームを詳しく紹介していきます。
「ココアの桃太郎タイピング」は、主人公の「桃太郎ここあ」が「妖菓子(あやかし)」を退治する旅へでかけるというストーリーのRPG系タイピングゲームです。
タイピングの基本を学べる「たいぴんぐ道場」や他のユーザーとバトルができる「対戦モード」などさまざまなモードがあるのも魅力です。最初の3ステージほどはアルファベット入力など簡単なワード入力といった基礎練習からはじまり、ステージを進めていくと文字数や難易度が上がってくるので自然とスキルアップができます。基本無料ですが、1日に遊べる制限があるので、たくさん遊びたい人は課金が必要です。
「勇者タイピング」は、勇者がタイピングバトルを通して冒険していくストーリーの無料タイピングゲームです。
本編以外に、練習メニューには、あいうえお入力から、長文練習など、初心者から上級者向けまで幅広くメニューが用意されています。また、みんなで協力して戦う「レイドバトル」やオリジナルのステージを作れるものなどあきさせないモードがあるのでこれ1つで遊び込めるところも魅力です。
「神速の打鍵(タイピン)術師」は、見知らぬ森の中に迷い込んだ猫(おいで)が魔法を使って冒険に出かけるアクション系の無料タイピングゲームです。
自分の体力ゲージをみながら、敵の攻撃と自分の攻撃タイミングを予測する必要があり、タッチタイピングは必須でこれまでにはない戦い方が特徴です。大人やタイピング中級レベル以上の人向け。
「神速の打鍵(タイピン)術師」の詳しいゲーム紹介は、「2-9. 神速の打鍵(タイピン)術師」をご覧ください。
「タイピングクエスト」は、魔法で生き物が「絵画化」されてしまった世界を救うために、主人公が仲間のシロと協力して旅するストーリーのNintendoSwitchで遊べる冒険系タイピングゲームです。
子供やタイピング初心者向けに開発されているのでお子さんも安心して遊べます。
「タイピングクエスト」の詳しいゲーム紹介は、「2-10. タイピングクエスト」をご覧ください。
バトルや対戦型のゲームは、タイピングゲームならではのスピード感と、バトル系ゲームにある戦略的に考える要素の両方を味わえるのが特徴です。今回は、筆者が実際にゲームを体験していいなと感じたゲームを厳選して4つ紹介します。
それぞれのゲームを紹介していきます。
「タイピンガーZ」は、無料で遊べるバトル系タイピングゲームです。
タイピングの基礎を練習できる「0から始めるタイピング」、記号とプログラミングを同時に学べる「0から記号 プログラミング打」などの練習モード以外にも、「タイピング実力試し」というカテゴリでは、育てたモンスター(キーボイド)と一緒にチャンピオンを目指す「コロシアム」と世界中の人とタイピングバトルできる「オンライン対戦」があるなど対戦モードも豊富に揃っているのが特徴です。
「ピクタイピング」は、爆弾ゲームとタイピングゲームをかけあわせたオンライン対戦型のタイピングゲームです。
爆弾が自分のところに回ってきたら、制限時間までに表示されている文字を入力して相手に渡します。爆弾を持っている状態で時間切れになると、負けとなります。ラリーが続くと制限時間も短くなってくるので素早く正確にタイピングする力が求められます。
「TYPING SPEED BATTLE」は、相手とカーチェイスをして戦う対戦型のタイピングゲームです。
さまざまなお題があり、レベルによって文字数や単語(または長文)などを選べます。PCとのバトル以外にも、最大4人でオンライン対戦ができるようになっているので友達と一緒に遊べるところも魅力です。(全員が同じルーム番号を入れると遊べます)
対戦型タイピング練習ゲーム「タイピングTHE札束」は、制限時間内にタイピングでどれだけ年収を稼げるのか(札束を詰めたのか)で競い合う無料タイピングゲームです。
コンピュータや、今月のランキング上位者と疑似的に対戦が出来る「対戦モード」があります。コンピュータの場合は超初心者レベル(1.9字/1秒)からスペシャリスト(20.6字/1秒)まで14種類も用意されているので自分のレベルに合わせて練習ができます。
以上が、格闘や戦い系・冒険系のタイピングゲームの紹介でした。
小学校では、パソコンを使った調べ学習やプログラミング教育が必修化され、授業でタイピングスキルが求められる場面が増えてきています。その影響もあり、タイピングに興味を持つ小学生や、子どもに練習させたいと考える保護者の方も増えています。こうした背景から、子ども向けのタイピングゲームが人気を集めています。そこで、「子どもに人気のタイピングゲーム」「アニメとコラボしたタイピングゲーム」「家庭用ゲーム機で遊べるタイピングゲーム」の3つのテーマに分けて、おすすめの子ども向けタイピングゲームを紹介していきます。
人気のタイピングゲームは共通して、カラフルな見た目やインパクトのあるデザインやキャラクターがいるなど、子供の興味を引きつける要素が多いです。またルールや遊び方がシンプルで、問題も簡単な短文や単語のタイピングから始まり、少しずつ難易度が上がっていくスタイルが多く、自然とスキルアップを実感できる工夫がされています。
今回は、以下の4つの子供向けゲームを紹介します。
それぞれ詳しく紹介していきます。
「Typing Land(タイピングランド)」は、タイピング超初心者や子供におすすめの無料タイピングアプリです。
子ども向けの親しみやすいポップなデザインが特徴で、40種類の楽しいミニゲームを通してタイピングの基礎を身につけることができます。ステージ6まではホームポジションやアルファベットの簡単な入力練習が用意されており、クリアすると、ローマ字練習ができるようになります。伸ばし棒やエンターキー練習もあるので、基本的な入力スキルはここで全て身につけることができます。 また、ブラウザ版以外にも、タブレット向けアプリが公開されています。
fmvキッズ「めざせ!タイピングマスター」は、IT企業の富士通が運営する子供向けの無料タイピング練習サイトです。
ホームポジションや、指ごとの練習といった基礎的な練習が豊富なだけでなく、単語、短文、長文、テンキータイピングなどの応用練習も用意されてるので、基礎から応用まで幅広いレベルに対応しています。また、プレイ中は不適切な広告もないので(自社の広告はあります)、親御さんも安心して子供に練習させることができる点もポイントです。
以下の記事では、「fmvキッズ「めざせ!タイピングマスター」」について詳しく解説しております。ぜひご覧ください。
「こどもタイピング」は、タイピングゲームサイト「マイタイピング(myTyping)」内で人気のタイピングゲームです。
1〜8文字程度の簡単な単語が表示されるのでそれをタイピングしていきます。どれも打ちやすいワードを使っていることから、小学生などの小さいお子さんでも楽しめます。また、問題や成績に応じてさまざまな称号が与えられるので、お子さんだけでなく大人のプレイヤーも多いゲームです。
以下の記事では、「こどもタイピング」について詳しく解説しております。マイタイピングの機能なども紹介しているのでぜひご覧ください。
「ポケモンPCトレーニング」は、Nintendoゲームで大人気の「ポケットモンスター」のポケモンと一緒に、マウス操作やタイピング練習などパソコンの基本的な操作を遊びながら学べる無料のパソコン学習教材です。
ホームポジションや数字キーの練習といったタイピング練習だけでなく、マウス操作などパソコンの基本的な使い方を楽しく学べます。ポケモン好きにはハマるゲームです。
アニメを題材にしたタイピングゲームは、特に若い世代に人気です。
子供にとって馴染み深いアニメキャラクターやストーリーを軸に進めることが多いので、アニメの世界観に浸りながらタイピングスキルを楽しく磨くことができます。名場面を再現したシーンや、キャラクターボイスを聴ける特別な演出もあるので、ファンにはたまらない内容です。なお、アニメコラボ系のゲームの多くは有料が多いですが、無料で遊べるゲームもあったので今回はまとめて紹介していきます。
「呪術廻戦-術打」は、週刊少年ジャンプで人気の「呪術廻戦」を題材にした有料のタイピングゲームソフトです。
2023年12月に発売され、WindowsとMacパソコンで遊べます。全6ステージ・13種類の練習メニューが収録されており、難易度はイージー・ノーマル・ハードの3段階から選べます。入力方式はローマ字と英語に対応しており、ローマ字入力では、日本漢字能力検定(漢検)の過去問題約2,500問が出題されます。また、プログラミングコードの練習モードも搭載されているため、プログラミングに興味のある子どもにもおすすめです。さらに、オリジナルボイスを楽しめるため、特に原作・アニメファンはハマるゲームです。
アニメ 逃げ上手の若君「“打鍵”鬼ごっこ」は、テレビアニメ「逃げ上手の若君」の公式サイト内にある無料のタイピングゲームです。
遊び方は、敵から逃げ切るために制限時間30秒以内に3つの文章をタイピングをします。
現在は、販売終了(または終了予定)していますが、以下のアニメコラボのタイピングゲームもありました。
・機動戦士ガンダムSEED シネマタイピングゲーム ※販売終了
・小学館 ドラタイプ・ドラタイプ2 ※販売終了
・進撃の巨人 盤打 ATTACK ON TYPING
・新世紀エヴァンゲリオンタイピングE-計画
・Life is Tech ! TYPING(2025年3月末で終了)
・ブロードバンドでつかもうぜ!「ドラゴンボール」
タイピングゲームはパソコンでしか遊べないと思いがちですが、そうではありません。
Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機で遊べるタイピングゲームもあります。パソコンが家にない、家族兼用で使っているので子供に貸すのが不安な人にとっては安心して遊べるところがメリットです。またソフトによっては家庭用ゲーム機のネットワークを活用して、オンラインで対戦することもできるので、友達と楽しく学ぶことができます。
→Nintendo Switch 初のタイピングゲームとして開発される。Switchで遊べるローマ字タイピングゲームはこのゲームのみ。
・はじめての英語 タイピング パズル ーキーボード配列も学べる幼児向け学習勉強ゲーム(Nintendo Switch)
→Nintendo Switch向けの英語タイピング専用のゲームソフト
・バトル&ゲット!ポケモンタイピングDS(Nintendo DS)
→人気ゲームシリーズ「ポケモン」を題材にしたNintendo DS向けのタイピング練習ゲームソフト
ここからは、遊びや楽しさ重視ではなく、よりしっかりタイピング練習をしていきたいという人におすすめのゲームを紹介します。
今回は、以下の8つの練習目的別にわけてご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
タイピング初心者には、キー操作になれる練習やホームポジションや指づかいの練習などタイピングの基礎をしっかりと身につけることのできるゲームがおすすめです。ここでは、初心者におすすめのゲームを4つ紹介していきます。
それぞれ紹介していきます。
「ひよこタイピング」は、人気タイピングゲームサイト「マイタイピング」内にある基礎練習に特化した超初心者向けタイピングゲームです。
「基礎編(11種類)」と「習得編(6種類)」の2つの練習テーマがあり、どの練習問題でも「F」と「J」のホームポジションの起点キー問題が入っていることや、簡単なワードだけなので、タイピングの基礎練習をしっかりしたい初心者にぴったりです。
以下の記事では、「ひよこタイピング」がなぜ初心者におすすめなのかその理由と、詳しい遊び方や各練習メニューの紹介、クリアのポイントなど詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
「Playgram Typing (プレイグラムタイピング)」は、「2. 運営が体験した中から選んだ「おすすめ無料タイピングゲームベスト10」」でもおすすめタイピングゲームとしてご紹介させていただきましたが、こども向けタイピングゲームとしては国内最大の規模の無料タイピングゲームです。キーになれる練習から基礎的な練習までメニューが豊富であることや、画面の使いやすさから、全国のさまざまな学校で採用されている実績があります。主に「情報学習」や「クラブ活動」といった中で使われています。
「Playgram Typing (プレイグラムタイピング)」の紹介は、「2. 運営が体験した中から選んだ「おすすめ無料タイピングゲームベスト10」」の「2-1. Playgram Typing(プレイグラムタイピング)」をご覧ください。
「TypingClub(タイピングジャングル)」は、海外の会社が作ったブラウザで遊べる無料のタイピング教材です。
アルファベットを1文字ずつ入力する簡単な練習からはじまり、ローマ字や単語、記号練習と徐々に難易度が上がるような構成になっています。メニューによっては英単語も登場します。全部で458個もあり、必ず振り返り練習が入っていることや大きな節目でミニゲームも入っているので初心者もあきずにどんどんメニューを進められるところが魅力ポイントです。
「美佳のタイプトレーナ」は、元祖タイピング練習として有名な無料のタイピング教材です。
昔はWindowsソフトだけでしか遊べませんでしたが、ブラウザ版が出ているのでどのパソコンでも遊べるようになりました。ホームポジションやキーボードの段別(上段・中段・下段)の練習など基礎練習だけでなく、英語・テンキー・記号など練習メニューが豊富です。また不要な広告もなく、シンプルな画面でタイピング練習に集中ができることもあって学校の教材としても紹介されています。
このように、初心者には、画面や操作がシンプルでわかりやすいゲームの方が練習に集中できておすすめです。また、いきなり単語練習に入るのではなく、アルファベット1文字ずつといったキー操作になれる練習から、ホームポジション、次に文字数を増やして練習するなど、徐々に難しくなっていくゲーム構成の方がおすすめです。
この他にも、以下の記事では、タイピング初心者におすすめのタイピングゲームや練習でおさえておくべきポイントや覚え方など詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
タッチタイピングができるようになった後の次のステップとして、長文タイピング練習へ挑戦する人も多いと思います。ここでは、タイピングの応用編にあたる、長文タイピングを練習できるゲームを3つ紹介します。
ではそれぞれ紹介していきます。
「毎日5問のタイピングトレーニング」は、350字前後の長文練習が毎日日替わりで遊べる無料のタイピングゲームです。
これまでのタイピング練習とはちがって、漢字変換があることや、問題には句読点(、。)や改行(Enterキー)も入っているので、より実践的な練習ができます。毎日5つの長文練習が更新されていますが、過去(2017年頃)の練習も全て公開されているので、長文練習ゲームの中でも扱っている問題数が多いゲームになります。
タイピングソフト「やってみタイプ」は、東京書籍が運営する、無料タイピング練習サイトです。
半角英数字や単語・文章練習以外に、長文練習モードがあります。長文練習では、5つのお題があり、5文〜11文ほどの長めの文章が登場します。1文タイピングをしたらエンターキーを押して次の文章へ進み、全ての文章をタイピングできれば結果画面が表示されます。練習モードとは別にホームポジションや漢字変換、文字の削除、変換タイミングやコピペ(コピーアンドペースト)を解説してくれるメニュー「基礎学習」も用意されているのでもし忘れてしまった人やどうしていいかわからない人はここで一度振り返ってみるといいでしょう。
「今週のタイピング練習-長文」は、タイピングサイト「マイタイピング」内にある週替わりの長文練習ゲームです。
450〜500字前後の長文に、記号(「」¥ %)や英数字、句読点がでてくるのでマイタイピング内でも高難易度の練習になります。ミスをしたキーだけの練習やそのほか公式ゲームもたくさんあるので、しっかり練習や特訓ができるところが魅力です。
以上が、長文練習におすすめタイピングゲームの紹介でした。
このように、長文タイピング練習では、実践的なシーンを想定した問題が多く、単なるタイピングスキルだけでなく、効率よく漢字変換する力や語彙力、速読スキルなども必要になってきます。
「もっと早いタイピングができるようになりたい」「タイピングスピードが遅く作業効率が上がらない」といったお悩みを持つ人にはスピードアップに特化した練習はおすすめです。
特に以下の3つのゲームは速度アップに役立つので活用してみるといいでしょう。
→ 制限時間内でクリアに必要なスコアも決められているので程よくプレッシャーがあり、スピードを意識したタイピングができるようになる。
→ 自分のHPや攻撃で使う文字、そして相手のHPや攻撃など見ることが多く、素早く攻撃と防御の判断をしつつ、タイピングする上級者向けのゲーム。このゲームに慣れてきたら自然とタイピングスピードも上がってきます。
→流れているYouTube動画の音楽や歌に合わせてタイピングをする必要があるので、自然と素早いタイピングスキルが鍛えられる。
このように、タイピングスピードアップ練習は、タイムリミットや制限のついたゲームは速さや時間を意識して練習ができるのでおすすめです。
なお、以下の記事ではタイピングが早くなるためのコツや速度の上げ方など、タイピングスキルアップのヒントになる情報を紹介しています。ぜひご覧ください。
タイピングスキルを上げるには、苦手なキーをいかに減らせるかがポイントになります。今のスキルレベルを自動で判定してくれる機能や、スコアや結果に基づいて個別に用意されたトレーニングメニューが生成される機能など、自分の成果が見えてしっかり特訓し克服できるように設計されたゲームがおすすめです。
そこで、今の自分のタイピングスキルや実力が一般的にどれくらいあるのかを調べたいといった人向けに実力や腕試しに特化したタイピングゲームを4つ紹介します。
e-typing「腕試しレベルチェック」は、有名タイピングサイト「e-typing」内にあるゲームの1つで、今の自分のタイピングスピードや正確性を診断してくれるサービスです。
タイピング初心者からタイピング上級者まで幅広いユーザーが受けており、さらにはタイピング大会や企業の採用にも使われるなどタイピングスキルを判断するための基準として選ばれている有名なゲームです。
以下の記事では、「e-typing腕試しレベルチェック」の具体的なゲーム紹介やタイピングスコアと平均レベル、実際にプレイした結果やスキルアップのコツについて解説しています。ぜひご覧ください。
タイピング技能検定「e-typing master」の「模擬試験」は、e-typingの検定(イータイピング・マスター)向けの模擬試験です。
この模擬試験は、本来実際の操作性や時間配分の確認をするために、無料で公開されていますが、自分の実力がどのレベルなのかをみるために活用してみるのも1つの方法です。
「タイピング技能検定「e-typing master(イータイピング・マスター)」の詳しい検定情報やおすすめの対策方法については、以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。
「タイピング速度測定(タイ速)」は、名前の通り、自分のタイピングスピードを測定してくれるサイトです。
30秒間でどれだけの文字をタイピングができたのかを測定してくれます。ミスタイプをしたらスコアや評価が下がるといったペナルティはないので、純粋にタイピングできた数やスピードを評価をしてくれます。
以下の記事では、タイピング速度測定の特徴や、平均的な速度についての解説だけでなく、実際に体験した感想なども紹介しています。ぜひご覧ください。
myTypingの「タイピング診断」は、自分のタイピングスキルを客観的に分析してくれるゲームです。
スコアやスピード、正誤率などが結果画面に表示され、今の自分の実力をすぐに確認できます。さらに、会員登録をすると診断結果が自動で記録され、過去の成績をグラフや数値で比較できるので、上達の過程が一目でわかります。また、ミスしやすいキーをランキング形式で表示してくれるため、自分のタイピングのクセを把握し、効率よく苦手克服ができるのも特徴です。
このように、タイピングは、やみくもに練習をするのは非効率で、かえってよくありません。今の自分の実力や弱点を知った上で、自分に合った練習方法を続けていくことがスキルアップへの最短ルートです。ぜひこういった診断ゲームを使ってまずは実力を知ることからはじめていきましょう。
「タイピングスキルを何としても上げたい」という練習意欲が強い人やある程度タイピングができるようになってきた人に、レベルに応じて難易度を調整できるものや、漢字変換や長文入力といった実用的なタイピングスキルが身につくタイピングゲームがおすすめです。
「漢字変換ありの実用タイピングゲーム -実タイ」は、漢字変換のある無料のタイピングゲームです。
60秒間でどれだけ正しく入力できたかを判定してくれます。入力欄でキーを押したらスタートし、お題と完全に一致すると次のお題へ自動で切り替わります。漢字変換だけでなく、誤変換時の修正練習もできるのが特徴です。またランキング機能もあるので、他のプレイヤーと競いながら楽しくスキルアップさせることができます。
→YouTube動画を見ながら曲の歌詞をタイピングする練習スタイルのため、喋り言葉と同じスピードでタイピングできるようになりたい人にはピッタリ。動画のジャンルや難易度もさまざまあるので、興味のある分野であきずに反復練習できておすすめ。
→3つのコース選択(お手軽・普通・高級)や5つの難易度の選択ができるなど、自分のタイピングレベルに合わせて調整ができるのが特徴。初心者向けではないので、中級レベル以上でスキルアップを目指す人におすすめ。特に「高級コース」は上級者向けでスピードと正確性を同時に鍛えらる。
以上が、スキルアップにおすすめのタイピングゲームの紹介でした。
「なかなかタイピング練習のモチベーションが続かない…」そんなときは、目標を設定できるタイピングゲームに挑戦してみるといいでしょう。以下のように、検定合格を目指したり、ステージをクリアしてレベルアップを目指したりと、達成感を味わえる要素や仕組みがあると、楽しみながら自然と練習を続けられます。
→ ステージが細かく分かれており、段階的にステップアップできる。また問題も多すぎないので子供もあきずに集中して練習できる。特に初心者にはおすすめ。
→ さまざまなテーマの練習メニューがあり、楽しくタイピング力を高められる。スコアやランキングだけでなく自分だけのカルテを活用することで成長記録を確認できるので、やる気アップにもつながる。
→ タイピング技能検定「e-typing master(イータイピング・マスター)の各級で合格できるかどうかを評価してくれる模擬試験形式のゲーム。検定合格を目指すことで、具体的な目標を持って練習できる。
→P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)の判定機能付き。検定合格を目指すことで、実力を確かめながらステップアップできる。
ローマ字入力だけでなく、最近は英語タイピングを練習できるゲームも増えてきています。特に、将来は世界で活用をしたい、英語タイピングを劇的に早くなりたい、プログラミングを今後勉強させることを見据えてまずはタイピングを学ばせたいと考えている親御さんなどにおすすめです。
アルファベット1文字入力からスタートして、単語、短文、長文と少しずつ難易度が上がっていくように設計されていることが多いので、子供も練習しやすいです。何よりもタイピングスキルだけでなく、英語の言語学習にもなるので一石二鳥なところがポイントです。
それでは、各ゲームについて詳しく紹介していきます。
「ナレッジタイピング for English」は「2-8. ナレッジタイピング」の中学生向けの無料英語タイピング教材として2024年5月にリリースされました。
問題で登場する英単語は全て中学校の英語教科書「ニューホライズン(東京書籍)」に沿って用意されていることや、全単語にイラストがついているので視覚的に理解しやすく、楽しく英単語を学べます。また、学年・学期ごとにコースが用意されており、自分のレベルに合わせて無理なく学習を進められるところもポイントです。
「e-typing 英語タイピング」は有名タイピング「e-typing」の英語版です。
中学から高校で学ぶ単語や、ITやビジネス、新聞にある単語の練習があります。また長文練習になるとよくあるフレーズやシーン別の練習が用意されています。ローマ字版と同じく腕試しレベルチェックやカルテがあるので自分の成果をしっかり残すことができます。
ベネッセ マナビジョンの「英語入力」「英語問題」は、「2-5. ベネッセ マナビジョン タイピング練習 」の英語タイピング練習です。
1〜5分までプレイ時間を設定できるなど、ゲーム画面はローマ字入力版と同じなので、自分のペースで練習ができます。単語ではなく短文練習がメインになるので、単語練習をしたい人は別のサイトを使ってみるといいでしょう。
「ゾンビタイピング」は、街にあらわれたゾンビをタイピングで倒していくゲームです。
英単語がメインで1ステージクリアしていくとゾンビの数が増えて難易度も上がっていきます。途中でミスをしたら最初から打ち直しになるので正確にタイピングするスキルが求められます。
魚釣りのタイピングゲーム「フィッシンググル」は、ボートに群がってくる魚をタイピングで釣りをしていくゲームです。
魚がボートに来てしまうとダメージを受けてしまうので、素早く入力していきます。魚を全部釣れるとステージクリアで、右上にあるライフがなくなるとゲームオーバーになります。
以上が、英語タイピング練習ができるゲームの紹介でした。
タイピングゲームには、制限時間が設定されているものが多いですが、自分のペースでじっくり練習したい人には「制限時間なし」のタイピングゲームがおすすめです。特に、プレッシャーがある環境が苦手な人や、ゆっくりと丁寧に練習したい人にはぴったりです。他にも、このタイプのゲームは長文を正確に打つ力を身につけたり、集中力を鍛えたりするのにも向いています。ここでは、制限時間のない(または長めの)タイピングゲームを3つ紹介します。
ではそれぞれ紹介していきます。
「パソコンスピード認定試験問題」は、my Typing(マイタイピング)内にあるゲームで、「パソコンスピード認定試験」で過去に登場した問題を練習できます。
文章は約800〜900前後の長文で、画面にプレイ時間のカウントはありますが、時間の縛りはないのが特徴です。しっかり自分のペースで練習ができておすすめです。
「名言タイピング練習(30分ほぼ無制限)」は、約30分間プレイできる長時間耐久型のタイピングゲームです。
一般的なタイピングゲームよりも圧倒的に長く続けられるため、タイピングの持久力を試したい上級者向けの練習としておすすめです。問題は3,600字超えの長文なので、一定のスピードを保ちながら入力することで集中力と持続力を鍛えることができます。
→ 無制限ではないですが、1分から5分まで自由に時間設定ができるゲーム。中でも5分タイピングは、タイピングゲームの中でも長めの部類に入るため、無理なく正確性を高めらて、初心者向けのトレーニングとしてもぴったり。
以上が、制限時間なしのタイピングゲームの紹介でした。
タイピングゲームはパソコンだけでなく、外付けのキーボードがあればタブレットでも遊べます。ここでは、iPadやAndroidタブレッドで遊べるタイピングゲーム・アプリを3つ紹介していきます。
「Typing Land(タイピングランド)」は、ブラウザ版以外にも、タブレット向けアプリが公開されています。
多くのアプリはiOSやAndroidには対応していますが、Windowsタブレットには対応していない場合もあります。Typing Landは、Windowsタブレットにも対応しているため、幅広いデバイスで楽しめます。
「Typing Land(タイピングランド)」のゲーム紹介は、「5-1. 子供に大人気のタイピングゲーム」で紹介した、「Typing Land(タイピングランド)」をご覧ください。
「キッズタイピスト」は、3歳から9歳前後の子どもを対象にした個別指導の幼児教室「プラチナム学習会」が開発・監修したiOS向けタイピングアプリです。
こちらはローマ字ではなく英語のタイピング練習アプリになっていますが、キーボードの配列練習や英単語の練習ができます。全国スコアランキングもあるので、子供も楽しめること間違いなしです。
「動物タイピング・ライト」は、楽しく気軽にタッチタイピングを学べるローマ字入力用の練習アプリです。
一部無料で遊べますが、それより先のステージをプレイするにはアプリ内での課金が必要になります。レッスンは合計で28個あり、最初はカタツムリからはじまり、ウサギ、馬、最後はチーターを呼び寄せることができます。入力する文字に合わせて、指の位置をガイドするイラストがあるのでまだ指の配置を覚えきれていない人も安心して遊べます。
以上が、iPadやAndroidタブレットで遊べるタイピングゲームアプリの紹介でした。
タイピングゲームは、1990年代頃にブームがありましたが、当時大人気だった名作タイピングゲームやソフトがいくつもありました。そこで懐かしの有名タイピングゲームを紹介します。
「夜の森タイピング」は、Neutral社が作った大人気ホラー系タイピングゲームです。ある夏休みに、散歩中に逃げてしまった飼い犬を探している時にさまざまな事件に巻き込まれてしまうストーリーです。FlashPlayerのサポート終了により、2020年末で公開が終了しています。
「ザ・タイピングオブザデッド(THE TYPING OF THE DEAD)」は、ゾンビを倒すタイピングアクションゲームです。当初はタイピングでゾンビを撃退するというユニークな攻撃スタイルで、大人気となりました。元々アーケードゲーム(ゲームセンターにあるゲーム)からはじまり、その後、家庭用ゲーム機(ドリームキャストやPlayStation 2)、Windowsパソコン版が発売されるなどさまざまな機器に広がり、2000年に発売してから2012年までリメイクされていました。
タイピングソフト「特打」は、1997年にソースネクストから発売され、大ブームを起こすきっかけにもなったゲームの1つです。シリーズ全体で780万本を販売しており、「BCN AWARD ※」のトレーニングソフト部門(1999年〜2023年)で23年連続受賞している有名なゲームです。(※BCN AWARDは、BCN社が主催するデジタル家電やパソコンなどの年間販売台数で最も多かったメーカーを表彰します) なお「特打」では、以下のようにシリーズ化もされています。
「北斗の拳の「激打」シリーズ」は、人気アニメ「北斗の拳」を題材としたタイピングゲームソフトです。(1999年3月発売)プレイヤーがケンシロウになって、タイピングを使って敵を倒し、ステージクリアを目指していくゲームです。発売後、20万本を越える大ヒットで、「タイピング奥義 北斗の拳 激打SE」「タイピング覇王 北斗の拳 激打2」「タイピング修行 北斗の拳 激打ZERO」「北斗の拳 激打3 ~タイピング百裂拳~」と次々とソフトを発売し、2004年以降はオンラインゲームが3つも公開されるなど多くのファンに愛され続けました。オンラインゲームでは、全国のプレイヤーと対戦できたり、ランキング機能で自分の腕前を試せたりと、さらに楽しめる仕組みもあったようです。(現在は配信が終了しています)
その他にも、学校でのパソコン教材として「ジャストスマイル」「一太郎スマイル」といったソフトも有名です。特に、「一太郎スマイル2」は、筆者が小学生の頃、パソコンの使い方を勉強する目的で学校のパソコンに入っていました。放課後に友達と集まって「キーボードファイター」というタイピングゲームをしていた記憶があります。筆者と同じまたは近い世代の人なら聞いたことのある有名ソフトだと思います。
以上が、昔懐かしの名作タイピングゲーム・ソフトの紹介でした。
最近はスマホが普及したこともあって、フリック入力の練習ができるアプリも増えています。ここでは、フリック練習アプリを3つ紹介します。
「マイタイピング - タイピング・フリック入力練習」は、パソコンタイピングゲームで有名な「マイタイピング」のスマホフリック版アプリです。初級編・中級編・上級編の3つありますが、通常のタイピングゲームサイトの方でユーザーが作ったゲームにも対応しているので、スマホからでも楽しめるのが特徴です。
「フリックラーニング」は、シンプルに自分のフリック入力スキルを腕試しできるアプリです。単語問題やキーの上段・中段・下段別の練習、50音順など28種類の練習メニューがあり、表示された文字を入力します。(漢字変換はありません)詳しい結果やよくミスをする語句、ランキングなどは30秒ほどの広告を開くことで見れるようになっています。結果の概要もあるのでそこまで詳しく知らなくても良い人には問題ないですが、かなり細かく分析した結果も見れるので、気になる人はぜひ見てみると良いでしょう。
「寿司フリック」は、寿司打と似ていますが、制限時間内に流れてくるお寿司をフリック入力を使って食べていくゲームです。(寿司打のフリック版と思ってもらえればいいです)初級が2〜5文字の単語を20秒間、中級が5〜10文字の単語を40秒間、上級は10文字以上の文章を60秒間と3つの難易度があります。シンプルなルールで時間もそこまでかからないので空き時間のゲームとしてもピッタリです。
料金:無料
以上が、スマホのフリック練習ができるアプリの紹介でした。
最近は、自分オリジナルのタイピングゲームを簡単に作れるサイトやサービスも増えてます。
自分で作ったオリジナルゲームを友達や家族にプレイしてもらったり、オンラインで多くの人と共有したりすることができるのが魅力です。サイトによっては、ゲームを作っていく中でプログラミングの基礎や論理的思考力を身につけられるものもあります。ここでは、以下の5つのゲーム作成サイトを紹介します。
それぞれのサービスについても紹介していきます。
「マイタイピング」は、タイピングゲームが簡単に作れることで有名なサイトです。
自分が好きな文章を入力すると、オリジナルのタイピング問題が作れます。ゲームでオリジナルの効果音やキャラクターを動かすといった動作の設定はできませんが、問題文と画像、称号などを用意するだけで、簡単に作れるところが魅力です。また他のユーザーが作成した問題もたくさん公開されているため、楽しみながら多様なジャンルに挑戦できます。
・出典:キッズコードレシピ
子供や初心者向けプログラミング言語の「Scratch」を使ってタイピングゲームを作ることができます。(基本無料)
なお、scratchではタイピングゲーム以外にも様々なゲームやアニメーション作品があります。タイピングゲームだけでなくいろんな作品作りをするきっかけにもなります。またプログラミング的思考力を身につけることもできるので、遊びの中でプログラミングに触れてみたい人にはぴったりのサービスです。
「Unity(ユニティ)」は、2D3Dのゲームが作れる本格ゲームエンジンです。
ゲーム開発の現場で広く使用されています。(個人利用であれば無料)「アセット」と呼ばれる素材を組み合わせたり、オリジナルの素材を入れて自由に動かしたり制御をかけたりすることができるのでゲーム作りに興味のある人や本格的なタイピングゲームを作りたい人におすすめです。
「Ankey(アンキー)」は、無料で誰でも簡単にタイピングゲームを作ったり遊ぶことができるサイトです。
2022年1月にリリースされたばかりの新しいサイトですが、月間500万PVを超えるなど今急成長中のゲームサイトです。アカウント登録をするだけですぐにタイピングゲームを作ることできます。
特に、プログラミング初心者で開発に興味がある人や簡単にタイピングゲームが作れるコードとして「Javascript」があります。
機能を充実させたり、快適な操作性のあるゲームを作りたい場合には、ある程度のプログラミングを作るための環境や知識・スキルなどが必要になりますが、基本的なものであればJavascriptでも作ることができます。
今回は、「タイピングゲームおすすめ一覧&体験ガイド!無料で練習しながらスキルアップ」についてさまざまなタイピングゲームを幅広く紹介しました。子供や初心者向け、上級者向け、おもしろ系、冒険や対戦系、長文やスピードアップに特化したもの、さまざまなジャンルのゲームがあることがわかったかと思います。
タイピングゲームといっても、その目的によって選ぶべきものは変わってきます。
冒頭でも書いたように、単に遊び目的であれば、自分が好きなゲームを選べばよいですが、「タイピングの基礎を学んでタッチタイピングができるようになりたい」「今の実力を知りたい」「今よりもっと上達したい」「英語タイピングに挑戦してみたい」「自分のペースで練習したい」など目的がはっきりしている場合には、適切なゲーム選びがスキルアップのカギになります。
この記事で紹介した、目的別におすすめのタイピングゲームや選び方を参考に、自分に合った練習をぜひ探してみてください。
メディアライター兼「ぱそメモkids」運営者
エンタメ会社で広報を経験し、現在は株式会社セナネットワークスでメディアライター兼広報として勤務。同社では2021年にNintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」を開発・発売。プログラミング・システム開発を事業とする企業として、プログラミング教育の更なる普及への貢献の思いでオウンドメディア運営をスタート。
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